諏訪大社では七年に一度宝殿を造営し社殿の四隅にモミの大木を建て替えます。
この御柱祭りがいつから行われているかの記録はないそうですが7,800年ころの記録が一番古いようです。
この御柱となる木は長さ17M、直径1Mあまりの重さ約10Tの巨木です。
上社の御柱には「メドデコ」と呼ばれるV字の角が前と後ろにつけられています。
下社の柱にはこれがありません。
山から里へ曳きだす山出し、神社までの道中を里曳きといいますが
この作業がすべて人力ですから驚きに値します。
本宮、前宮、春宮、秋宮の四つの宮に四本づつ立てますから16本必要です。
今日の写真は丘を越える「木落し」と呼ばれる作業です。