オオムラサキは国蝶であり、準絶滅危惧種(NT)に指定されています。
タテハチョウの中で最大のチョウで濃い青色が鮮やかです。
準絶滅危惧種というだけにその姿はめったに見られません。
夏に卵から孵った幼虫は榎の葉を食べて成長し、冬は落ち葉の下で越冬します。
春に冬眠から覚めると再び榎に登って葉を食べて成長します。
榎しか食べないという食性が絶滅においやっている原因かもしれません。
6~7月に蛹なって羽化し飛び立つのです。このチョウは花の蜜は吸わず、樹液を吸のです。
そして卵を産みつけて短い一生が終わるのです。
1 この青い蝶がオオムラサキのオス。
2 ペアリング中の茶色の大きい方がメス。
3 幼虫が蛹に変わる姿、角が付いたままのの皮を脱ぎ棄てます。
4 蛹が羽化し蝶に生まれ変わる瞬間です。