幸崎町能地は古来より漁業で栄えた町であり、この祭りは豊漁を願って行われてきた。
原則海岸に接する地区の住民によって執り行われてきたが、
近年は人口の減少によって町内全域から参加者を募っている。
この祭りの特徴の一つとして、神輿の上にふとんを飾った「ふとんだんじり」が挙げられる。
だんじりには化粧をして着飾った子どもが乗り込み、若者がそれを肩に担いで町内を闊歩する。
なお、着飾った子ども達は神童と呼ばれ、祭りの期間中は地面に足を付けることを禁じられる。
常磐神社の神が争い事を好むことに由来し、「けんか」と呼ばれるだんじり同士のぶつかり合いも行われる。
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